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刻の王国 あすか/ill.凪かすみ



刻の王国 (B's-LOG文庫)刻の王国 (B's-LOG文庫)
(2006/11/15)
あすか

商品詳細を見る



【あらすじ】

いたって普通の高校生の渡琉が16歳の誕生日に手に入れた金の懐中時計。
それは、なんと時間を巻き戻すことができるものだった!
そして友人たちを守るためにその力を使った渡琉の前に、やたら美形だけど仏頂面の男と、やたらに俺サマな態度の男が現れた。
「やっとご主人様に会えて喜んじゃってるよ」
「その魂返していただきます」
格好も怪しげな2人にいきなり命を狙うと宣言され・・・。
さらにやたらと食いしん坊なネコ(でも美少年?)まで登場。

渡琉のちょっと普通でない日常が今始まる!!
・・・巻末より抜粋。

【収録作品】

「本編」
「美食の果て」

【シリーズ全3巻】

【刻の王国】
【刻の王国 試される絆】
【刻の王国 666番目のプリンス】

【関連リンク】

出版社: 【ビーズログ文庫】公式HP
小説: 【Angel Sugar】あすか先生HP
イラスト: 【軌】凪かすみ先生HP



渡琉「・・・結局、こうなるのかよ・・・」

ため息をついて、渡琉はバスの前部に移動すると、ドアを開けた。
目前には高速道路の防音用の高い壁がそそり立ち、バスは今にも壁に激突しようとする格好で停止していた。


渡琉「俺が1人で運び出すのか?マジで勘弁してくれよ」

そして、渡琉は停止したバスの中からクラスメイトを1人ずつ外に運び出した。


事の発端は、緋野渡琉の16歳の誕生日。
アンティークショップの前を通りかかると、ウィンドウに飾られた金の懐中時計が目に入った。
どうしても気になり、手にとって見るとチクッ!と渡琉の指を竜頭が差した。
渡琉の指に血がにじんだ。
竜頭を引き、回してみた。
すると、いきなり眩暈がし、気がつくと前日の朝に時間が戻っていた。

「時間を巻き戻せる懐中時計」だということに気付いた渡琉。

急いでアンティークショップに懐中時計を持っていくが、「ウチの品ではない」と受け取ってもらえず、懐中時計は渡琉のものとなってしまった。

この日、渡琉の通う高校の遠足で紅葉狩りに行く予定だったのだが、途中でバスが壁に激突してしまい大破するという事故が発生。
渡琉は咄嗟に、懐中時計の竜頭をいじり、時間を戻してしまった。
そこで、確実に起こる事故からクラスメイトを救うため、事故直前に時間を止め、バスの中から1人ずつ外に運び出したのだ。


渡琉「やれるだけは、やったぜ。あとは野となれ山となれだ」

渡琉は竜頭を押した。
すぐさま、誰も乗っていないバスが壁に激突し、炎上した。


「なっ、何があったんだよ!」

クラスメイトたちは、自分たちがどうして道路に放り出されてるのかもわからないまま、放心状態でバスが黒煙を上げているのを見ていた。



(*´∀`) いいなぁ、その懐中時計。
まぁ、大抵・・・人間として生きてれば一度や二度は「今のトコロ、巻き戻せないかな?」と思ったことがあるハズですよ。

たとえば、「赤っ恥かいちゃった!」とか・・・
「あの時、あぁしてればよかった」とか・・・

「If」ストーリーの展開ですわね?

もしかりに、1回だけ使えるなら・・・
高校生あたりから、人生やり直したいな (゜ー゜;)

だいたい、高校生の男の子が「懐中時計」に目を奪われるなんて、あんまりなさそうなんだけど?
と思ってると、実は特別な理由がありました。

そして、その「時間を巻き戻す能力」というのも、懐中時計にその力があるワケではなく、渡琉本人の能力であることがこのあと判明します。


則義「渡琉、大丈夫?」

渡琉「あぁ、大丈夫だ」


親友でクラスメイトの杉浦則義の声に振り返ろうとすると突然、あたりが真っ暗闇になり、目の前にあった友人の顔もバスもなくなってしまった。


クロノス「金の懐中時計をお持ちですね?」

長身で腰まである長い黒髪を持つ男が現れた。
冷めたような美貌で仏頂面。
まるで中世の衣装を再現したかのような衣服を身につけていた。


渡琉「これのことか?」

渡琉が懐中時計をポケットから取り出し見せると、クロノスは跪き、渡琉の額・胸に手を当てた。


渡琉「な、なんだよ。あんた、変態か!?」

クロノス「やはり、ここにルシアス様がいらっしゃいます」

渡琉「あんた、いったい何者なんだ?時計か?時計を返せばいいんだな?」


渡琉が慌てると、もう1人の赤い髪の男・ゼファーが手に持っていた鎌を持ち替え言う。


ゼファー「なぁ、クロちゃんよ。もう、ちゃっちゃとやって帰らないか?それで終わりだろ?」

渡琉の背中がゾクリとなった。


クロノス「私はクロノス。彼はゼファー。私たちに見覚えはありませんか?」


(-p-)なんかさぁ、ここ最近・・・
「死神の髪は赤」って定番になってきたよね~。
って、「死神」ってバラしちゃったよ(^0^;)

まぁ、でも本人は「死神」とは言われたくないらしく、「魂を導くもの」と言い直したりしてる。

あぁ、でもそうだね。
「死神」って外聞悪いよね。
黒いマントを頭からずっぽりかぶって、鎌持っててさ・・・。
どうして、こんなイメージが出来上がっちゃってるんだろう?
絵画などでよく見る死神像って、いったいいつ位からあんな姿になっちゃったんだろう?


クロノスの話しによると、こうである。

天界というところに12人の神が存在する。
その中の一人、時を司る神・ルシアスが禁忌である「転生の実」を口にし、人間として下界に転生したのが渡琉だというのだ。

ずっと行方を捜していたのだが、ルシアスの時間を操る力を増幅させる懐中時計が使用された痕跡がなかったため、見つけられなかったのだとか。

クロノスとゼファーの2人が、今、渡琉の前にいるのは、「ルシアスの魂を返して欲しい」からというものだった。


クロノス「私たちはルシアス様に天界へお戻りいただくため、貴方の魂をその肉体から引き離す役目をおって参りました」

渡琉「魂を引き剥がしたら、俺は死ぬってことだろ?殺されてたまるかよ!」

ゼファー「なぁ、クロちゃん。説明なんてうざいよ。サクッと仕事を済ませて帰ろうぜ。痛くない様にしてやっからさ」

渡琉「俺は反対だからな!」


ゼファーが渡琉に向って鎌を振り上げた瞬間、渡琉の頭上でカキン!と音がした。
ゼファーの鎌をクロノスが2本の剣で止めていた。


ゼファー「クロちゃん、何やってるんだよ?」

クロノス「私にはできない・・・彼は嫌がっているのです」


なんとか命が繋がった渡琉、渡琉を説得してルシアスの魂を天界に持ち帰りたいクロノス、クロノスを手に入れるため渡琉もルシアスも邪魔だと思うゼファー、3人の共同生活が始まることになる。



(^0^;)これが、また笑えるんですが・・・
ゼファーはクロノスに惚れいて(天界では男女の性別はどうでもいいらしい)クロノスの嫌がることはしたくないんですよ(^0^;)

わかりやすいよなぁ (゜ー゜;)

このままの調子で行くと、かなりなネタバレ率になっちゃうので、サクサクッと行きます。


【懐中時計使用方法】

懐中時計の図があればわかりやすいんでしょうけど、できることを書き出します。

1:竜頭を一度押すと12時間巻き戻せる。
2:竜頭を2度押すと24時間巻き戻せる。
3:最大巻き戻し時間は24時間。
4:同じ時間を巻き戻すことは不可能。
5:上部の2個のボタンを押すと、時間を止めることが出来る。

【リスク】

1:細々と時間を巻き戻したりすると、いずれ大きな歪となって帰ってくる。
2:一回時間を戻すごとに、渡琉の寿命が1ヶ月縮む。



(*´∀`) ちゃんと、リスクがあるんだ?
ケチだなぁ~。なんでだよ!?

元々、死ぬことが無い天界の神様たちなので、「時間をいじって寿命が縮んでも、全く問題無い」ワケだから、どうでもいいんでしょうね(^0^;)
やっかいだなぁ。

んじゃぁ、渡琉にガンガン懐中時計を使わせて、寿命を縮めればいいんじゃねぇの?

(^0^;)私、酷いこと言ってる?


飲酒運転のトラックを渡琉に向けて走らせたり、ゼファーは渡琉からルシアスの魂を引き剥がそうとする。
クロノスは直接行動にこそ出ないが、渡琉の「死にたくない」という気持ちが全く理解できていないので、ゼファーと大差ない。


渡琉「あぁ~・・・味方がいねぇ・・・」

そうつぶやく渡琉の足元には銀色の毛色をした猫が纏わりつき、家にまで侵入してきた。
そしてその猫は、こともあろうか冷蔵庫を開けのたまった。


銀星(猫)「わしが喰えるもの、なんもありゃせん。しけとるのぉ・・・」

渡琉「・・・もしかして俺、色々ありすぎて幻聴を耳にしたのかも・・・」

銀星(猫)「幻聴?それはヤバイのぉ、病院に行ったほうがええぞ」


9歳位の美少年の姿と猫の姿を使い分ける天界の銀星が仲間に加わった。



やぁマジでお人形さんみたいな美少年っぷりなんですよ!!
めちゃくちゃ可愛い!
可愛いんだけど、中味はジジイ!!

(*^^*)んじゃぁ、もしかして・・・
その9歳前後の美少年姿も仮の姿なの?
いったい、どれが本当の姿なんだか。

おまけに、銀星が人間界にやってきた理由ってのがすごい。


銀星「下界の旨いものを食ってみたかった」

 
(ノ∀`) わかるよその気持ち。
私もさぁ、旅行行くと必ず「その地方の郷土料理」食べて帰ってくるもん。
そこでしか食べられないものを食べたいんだよ。

だから、海外行っても現地の人しか行かないような屋台とか店に行って食べるんだよね。
たまに、珍妙なモン喰わされてあたったりもするけど、あれは楽しくてやめられない。
そのうち、変な病気で死ぬかも知れない(^0^;)


猫の姿だから役に立たない!と思いきや・・・
魂がルシアスのものであろうと「渡琉」という人間として生を受け、成長し、自分の意志を持って生きていることを理解し、「天界の都合だけで渡琉から魂を引き剥がすことに反対」の異を唱え、渡琉にとって銀星だけが唯一の理解者となるのである。

ある日、ついにゼファーが禁断の鎌を持って渡琉に襲い掛かった。
それはいつもゼファーが持っている鎌と違って、見た途端に銀星が慌てた。
ゼファーが持ってきた鎌は、「魂を消去できる鎌」。
ルシアスの魂と渡琉を殺すことができるものである。

咄嗟に、渡琉は銀星を抱え上げ盾にした。


銀星「肉球白刃取りじゃ!!」


(o_ _)ノシ☆あはは!!「肉球白刃取り」!!
丁度その箇所がイラストになってるんだけど、これは笑える!!
あぁ、塗り絵したい (。-_-。)
肉球をピンクで塗り塗りしたい・・・。

かなりのネタバレ率ながら、これでも半分くらいはすっ飛ばしてんだよね。

そこをつらつらっと書くと・・・。

どういう能力を持っているのか定かではないけれど、銀星はゼファーよりも能力も地位も高いみたいなんですよ。
ゼファーは銀星に逆らえないの。
ところが、ブチキレてあの鎌を持ち出すわけよ。
でも、そんなことすりゃ、愛しいクロノスにも嫌われると思うんだけど(^0^;)
「邪魔者は消せ!」的短絡的思考がすごいな(゜ー゜;)


2個ほど大きな事件が発生し、渡琉はその都度時間を操作した。

1:友人・赤松健吾の自殺未遂事件
2:友人・赤松健吾の銀行強盗事件

細々と時間を操作したためにやってきた大きな波・・・

3:飛行機事故

この飛行機に渡琉の父親が搭乗していた。

しかし、2番目の強盗事件で時間を操作したのと同じ時刻だったため、時間を戻すのは不可能。
できることは一時的に時間を止めることだけ。
その中で渡琉は、自分の中のルシアスの魂に向って叫ぶ。


渡琉「本当に力があるっていうなら、もったいぶらずに見せてみろー!!」

すると虹色の光があたりを包み、ルシアスが現れた。
しかし、渡琉は意識を失っていた。



(^0^;)なんでだっ!!
なんでこんな時に意識を失うんだ!!


現れたルシアスから「自分の意思で転生した」ことを聞かされたクロノスは、納得し渡琉を保護する方に回る。
もちろん、ゼファーとは敵になってしまう。


ゼファー「キスひとつで手を打ってやる」

クロノス「ふざけるな!」

ゼファー「あのガキをおとなしくさせるのが仕事だった。違うか?」

クロノス「お前の言い分はもっともだが、私には私の道理がある」


それでも、鎌を引かないゼファー。


クロノス「キスひとつだったな」

ゼファー「なんだクロちゃん、わかってるじゃないか・・・ギャー!!」


クロノスに剣で刺されるゼファー。


ゼファー「俺様の純情を踏みにじりやがって!!」


(ノ∀`) 「俺様の純情」。
うわぁ・・・欲望に忠実なゼファーらしい最後だった。


友人・赤松健吾の悩みの種を解消し、飛行機事故も事故を起こさせずに片付けた渡琉。
渡琉に猫の家族・銀星が増えた。

そして、渡琉の学校の副教頭としてクロノス、新しい保険医としてゼファーが赴任する。



(*^p^*)保険医が死神て・・・。

巻末「美食の果て」は、銀星特製お好み焼きでゼファーが食中毒!!
銀星ってグルメなんじゃなく、味音痴なんじゃ・・・(゜ー゜;)



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