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主演男優賞 油山浅野/ill.富士山ひょうた



主演男優賞 (ダリア文庫)主演男優賞 (ダリア文庫)
(2004/10/13)
油山 浅野

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【あらすじ】

近隣でも知らぬものはいない美形だが、部活のバスケ以外に興味のない高校1年の難波恭一は、あわや交通事故という所を同じ部・同じ学年の森安幸生に助けられる。
普段仲が悪いだけに意外に思う恭一。
だが、ある日真剣な顔をした幸生が恭一に借りを返さないかと持ちかけてきた。
その内容はなんと幸生の恋人役を演じることだった・・・!!

センシティブ・ラブストーリー。
・・・巻末より抜粋。

【収録作品】

「オスカー候補」
「主演男優賞」
「幸せになろう」
※全てシリーズです。

【関連リンク】

出版社: 【Daria cafe】ダリア公式HP
小説家: 【油山浅野】HP無し(?)
出版社: 【TINY TIME】富士山ひょうた先生HP



【魔人評価】

エロ度:★★(1.5)
キャラ度:★★★
ストーリー:★★★★★

攻・森安幸生(19か20)X受・難波恭一(19か20)

スタートは高校生ですが、恋人になるのは大学に入ってから。
190センチクラスのバスケット選手二人のラブストーリー。
(布団は特注品らしい!!)

買うのは2回目です。
最初読んだ時、めちゃくちゃ号泣したんですよ(T▲T)

あまりにも、恭一の一途な想いが切なすぎて。
そして、自分だけを愛してくれる人を求め続ける森安の姿が痛々しくて。

んで、2回目読んだときはね・・・
「あれ?こんなにモタついた文章だったっけ?」って思っちゃって(^0^;)

やっぱり、余裕ができるもんざんすね~(^0^;)
やぁ、あの頃、私も若かった!(^0^;)

精神的にグチャグチャな頃に読んだもんで、感情移入が半端なかったんですよね。
おそらく、私は森安側の人間なんですよ。
だから、恭一が欲しかったんだと思うわ (゜ー゜;)


森安「難波っ!寝ぼけんな、この馬鹿!!」

恭一「うるさい!ぎゃんぎゃん騒ぐな!!」


朝っぱらから嫌いな人物・森安に体をホールドされ、耳元で叫ばれた恭一は、いつにもまして喧嘩腰で言い返した。
しかし、周囲を見回してみると、どうやら「あわや交通事故!?」というところを森安に助けられた事に気付いた恭一。


恭一「悪かった。助かった」

恭一を助けた森安の方が足を捻挫し、「最低でも一週間は運動禁止」と医者に言われてしまう。
二人は、バスケの強豪校のプレイヤー。
「運動禁止」は痛恨の極みだった。


森安「お前、いつかの借りを返すつもりはないか?」

ある日、森安にそう訪ねられた恭一は、森安の家に連れて行かれた。

そこで知ったのは、継母の再婚が近づき、継母は森安も連れての再婚を望んでいるのだが、森安が部活を言い訳についていくのを拒み、「1人暮らしをする」と言い張っていること。
その様子から恭一は、「森安は継母を1人の女性として愛している」のだと気付いてしまう。


森安「やっぱり、俺、横浜には行けねぇ」

隣に座る恭一の手をしっかり握りしめ、継母の前に出してみせる。


森安「こいつとできるだけ一緒にいたいから、横浜には行かない!!」

森安のとんでもない爆弾発言に、恭一は唖然として言葉が見つからなかった。



(o_ _)ノシ☆あはは!!
丁度ここのトコロがイラストになってまして、すっごい表情なんだよね~。
恭一の表情さ。
あぁ、いい男だね~恭一。
(*^p^*)でも、大爆笑!!


あの馬鹿。
そうか。そこまで、あの「かあさんが好き」だったんだ・・・。


夜の電車の車窓に映る自分の顔が情けない表情になっていることにきづいた恭一。

報われない恋をしているのは、森安のほうなのに・・・


(*^^*)可愛いなぁ、恭一。
このとき、まだ恋心に気付いてませんでした。
でも、後々考えると、「このときにはもう恋をしていたんだ」と気付く時がやってくるんですね。

そもそもこの二人が、どうして今まで仲が悪かったのか?
その理由は、「惚れっぽい性格の森安」が原因だった。

森安が密かに心を寄せていた女の子の好きな人が恭一だった。
しかし、バスケ以外はどうでもいい恭一は、その女の子からの告白を断ってしまう。
それが元で、森安が恭一を一方的に毛嫌いし、「俺はお前が世界で一番嫌いだ」と言ってしまったがために、険悪な仲になっていた。

って話も、すっげぇバカな話だよなぁ~(^0^;)

でもさぁ、好きな女の子の好きな奴だったから嫌いだったのかな?
それとも、好きな女の子を振った男だから嫌いだったのかな?
どっちなんだろ?

これが女だったら、絶対に前者だよな(^_^;)
あったもん、そういうこと・・・。
下駄箱にカミソリの刃が入った手紙が入っててさぁ~
危うく指切っちゃうところだったよ。
その犯人が、同じクラスの女の子だったのにはビックリだった。
「だってXX君が、魔人さんのこと好きっていうから」って理由には更にビックリだったけど。
こっちは色恋に全く興味が無いのに、そういうところで恨み買ったりしてて、本当にイヤな思いしたんだよ・・・(。´Д⊂) 


再婚する継母を二人で見送った。
その帰り道、森安が今日から家に1人きりだということを思い出した恭一。
自分の家は女ばかりで賑やかしい。
森安も賑やかなところが好きみたいだから・・・と思いつつ、「自分に何がしてやれるというんだ・・・」と思ったりもする。

ところがある日、母親から「何度もお呼ばれしてるんだから、家にも連れてきなさいよ」といわれた事がきっかけで、森安を自宅に呼んだ恭一。

家事も得意、恭一と違って愛想もいい森安は恭一の家族にたやすく受け入れられ、その後、入り浸るようになる。

ところが、高校三年のもうすぐ卒業を迎える---というころ、森安は「結婚する」ことを公表する。


森安「俺、この四月一日でやっと十八だろう?入籍できる誕生日が来るのを待ってたんだよ」

相手は継母の親友で産婦人科医の靖恵。
事の発端は、靖恵の「子供が欲しいけど、子種は選びたい。でも、夫はいらない」という一言だった。
交換条件として「一緒に暮らすこと」を提示したが、仕事の忙しい靖恵は家に帰宅することも少なくなり、家事全般をこなしていた森安も1人暮らしをしている恭一の部屋に入り浸るようになっていた。
そんなある日、継母が森安を訪ね恭一の部屋にやってきた。


継母「ゆきちゃん(森安)、靖恵は身ごもってるのよ。それを知ってて離婚したの?あなたたちのライフスタイルの違いも理解に苦しむけど、どうして嫌いあってもいない夫婦が『子供が生まれる』って時に離婚できるの!?」


これねぇ、継母の史子さんは恋愛至上主義なので理解できないだろうなぁ・・・って。
そもそも、結婚だって「好き合ってしたものじゃない」と知ったら、どう思うんだろうか?

「嫌いじゃない」という程度の好きで、「子種として最高のルックス、SEXする相手として最高のルックス」だからという理由で結婚した靖恵と森安のことを理解しろってのが無理だと思うんです。

でも、私はわかるのね・・・(^0^;)
元々、恋愛感情を持ちあわせてませんので、逆に「愛のない結婚」ができる性質なんですよ。
「1人でなけりゃいい」という理由がまかり通るのなら、私はできるな (゜ー゜;)
ついでに「SEXしなくていい」って言われてたら、諸手を挙げていっちゃうけどね。


高校三年の卒業間近、「結婚する」と聞かされたときは、眩暈がした。
最近、家庭がうまくいっていないのか入り浸るようになり、「俺にしとけよ」と言いたい気持ちをグッと抑え込んでいた恭一がキレた!!


恭一「この馬鹿が!お前、いったい何を考えてるんだ!!」

森安を押さえ込む恭一の力の強さは、そのまま怒りの強さだった。


森安「落ち着け、落ち着けよ」

恭一「落ち着けるか!この馬鹿!!いったい何を考えて・・・」


そして、森安から「結婚の真実」を聞かされた。


恭一「・・・で、子供が出来たらバイバイされたのか?」

森安「離婚したのは、俺のためなんだわ」

恭一「はぁ?説明しろ」


脱いだものを脱ぎっぱなしにする妻、それを拾って洗濯し、家事一切をする森安。
結婚時の生活は、夫婦というよりもだらしのない姉と家事にマメな弟という生活だった。


恭一「今、俺にしてるのとたいして変わらないな」

森安「ん~、確かにそうかも」


子供が生まれても、病院には働くお母さんのための保育施設が充実しているので、家政夫はいらない。


森安「『自由にしてあげるから、今度は幸生(森安)くんに寂しい思いをさせない人を選びなさい』って」

恭一「馬鹿か・・・」

森安「馬鹿だよな」

恭一「子供、本当に靖恵さん1人に育てさせるのか」

森安「ん~。頻繁に会いに行くつもりだし、靖恵が忙しい時は喜んで預かるけどな」


笑顔で答える森安を恭一は見ていられなかった。
その頭を両方の腕で抱きしめた。


森安「・・・難波?(恭一)」

恭一「元奥さん、『絶対に寂しい思いをさせない相手を選べ』って言ったんだろ」

森安「言ったけど・・・」

恭一「俺にしろ」

森安「あ?」

恭一「俺にしろ、馬鹿。絶対に寂しい思いはさせないから。同じ部屋で眠って起きて、一緒に食事して大学に行って、一緒にバスケして帰ってきて、また一緒に食事して眠ればいい」



(T^T)恭一~!!
ついに、ダム決壊!!

ところが、まだ恋人にはなれない二人。

まぁ、悩みどころがあるんでしょうよ(^_^;)
ぶっちゃけ、森安にしてみれば「自分が男である恭一に、そういう風に思われていた」とか思いもよらないことだったろうから、しばらく考えたんでしょうよ。

その後も、相変わらず・・・
無口で無愛想で身の回りのことが全然できない恭一と、それを放っておけない森安の生活は続くんですがね。

でもね、今の時代、そつなく家事をこなそうとすると結構大変だけど、そこそこという状態ならだれでも不自由はしないもんなんです。
当然、恭一もね。
家が裕福なこともあり、結構いいマンションを借り、家電品なんかは全て揃ってます。
それでも家事をほったらかしにする理由。
それは、家事にマメに森安の居場所を作ってやるためなんですよ。
「何も出来ない男」を演じ続けてるワケです。
このあたりがタイトルに反映されてるんじゃないかとおもってるんですが・・・。

このときの、森安の思惑に面白い表現があるんです。
私に言わせりゃ、そのままズバリ!な言葉なんですが、おそらく、理解できる方はたくさんいらっしゃると思います。
ただし、認めたくない方も相当数いらっしゃると思います。


これで寂しくないだろう。
そう、確かに寂しくなくなった。
でも、これでいいのかと不安になる。

俺にしろ。

あの時、難波はそういった。
いって、頭を抱きかかえた腕に力を込めた。

難波と自分とでは違う。
一緒に暮らしている意味が違う。

有り体に言えば、自分はきっと誰でもよかったんだろう。
そこそこ気が合って、一緒に居させてくれる相手なら、きっと誰でもいい。

でも、難波は違うらしい。

史子(継母)は、好きな人の忘れ形見だから、義理の息子だから一緒にいてくれた。
靖恵は、子供が欲しくて、一緒に暮らそうともちかけてきた。
けど、難波は・・・。

胸が痛い。
確かに寂しくはなくなったけど、難波に酷いことをしているような気がする。

難波って、俺のこと好きだよ・・・な。



もうねぇ・・・ (。´Д⊂) 
私だって、好きでこんな性格になったワケじゃないわよ!!
(^0^;)ちょ、キレていい?んでもって暴露していい?

元々、恋愛感情欠如してるんで、告白されても大概断ってきたワケよ。
そりゃもう、両手両足の指足して何人分?って位に、ふり倒してきたわよ。
でも、断りきれずに付き合っちゃった。ってのがあるワケよ。
最終的に、ふられるのは私なんだけど・・・
「愛されているという実感がない」
「大切にされているという気がしない」という「別れたい理由」に、うんざりなんだよ!!
「仕方ないじゃん、愛してないんだもん!でも、自分なりにめちゃくちゃ大切にしてるわよ!!何もかも、アンタ優先でやってんじゃん!!」って、本当はぶちまけたいのね(ノ∀`)
いや、一度くらいぶちまけたんじゃないかな?
自分でも酷い女だって自覚はあんのよ?
あるんだけど、そもそも断って断って、それでも喰らいついてくるからしょうがなく付き合い始めたんじゃん?
それ以上、望むな!要求すんな!っつーんだよ!!

・・・報われないわねぇ(*^p^*)
どっちがだよ?って言われそうだけど。


靖恵と森安の子供が生まれた。
子供は女の子で咲子と名前をつけられた。
仕事の忙しさと、なれない子育てにパニックを起こす靖恵から頻繁に連絡があり、森安は子守に出かける。
元々、家庭を作ることを望んでいた森安だったから、「もう帰ってこないかも」と恭一は不安になる。
そして、「この恋を諦めよう」とも思い始めていた。

ところが、ある事件がきっかけで二人の関係は深いものとなっていく。
恭一のマンション内でガス漏れが起こっているのか、かすかに匂いが感じられた。
すぐ管理人に連絡し、見てもらったのだが異常はないらしい。

その時、出張でいない靖恵から咲子を預かってきた森安。
「森安が契約結婚をしてまで欲しがっていた、自分の血縁者」と思い咲子を見ていた恭一だったが、次第に悲しくなってくる。


恭一「どうせ、子供には勝てない・・・」

森安「難波?」

恭一「何が『難波は何もできねーから』 だ!ふざけるな!俺はお前なんかいなくても平気だ!お前こそ、誰かいなきゃやっていけないんじゃないか!?」


恭一が振り下ろした手はガラスコップにあたり、コップが砕けた。
咄嗟に森安は咲子を庇う。

そして、恭一は寝室でフテ寝。

森安は、泣き出した咲子をあやしながら「こいつは俺がいないと駄目なんだ。難波に必要とされていると感じることが、どれだけ寂しさから自分を救ってくれたか」を考える。
そして、「自分は、甘えすぎていた」と自覚した。

森安は、「ちょっと買い物に出る」と恭一に一声かけて外出した。
咲子はベビーベッドでスヤスヤと寝息を立てていた。

どん!

と大きな音がして、恭一は背中から壁にたたきつけられる。
どうやら爆発が起こったようだ。

「死んでもいい」

そう思った恭一だったが、咲きこの鳴き声が聞こえ、立ち上がると、一面炎が広がっていた。


恭一「逃げないと・・・」

恭一は咲子を抱え上げた。


森安幸生の子供。
この子を失えば、森安はきっと悲しむ。
森安の悲しむ顔なんか見たくない。
この子は絶対に傷ひとつつけずに助ける。


恭一は、咲子を抱きしめ、4階のベランダから飛び降りた。

一方、買い物から戻った森安は集まった消防車と野次馬に阻まれ、マンションに近づくことも出来ないでいた。
そして、4階のベランダから手すりを乗り越え、ふわりと飛び降りた恭一の姿を見た。


森安「難波ーっ!!」

このとき、初めて森安は自覚する。
恭一を失うことの怖さを・・・。



(。´Д⊂) 恭一~!!
すごいよ、恭一!!


左足骨折。
恭一は、咲子に怪我がなかったかが一番の心配だった。


恭一「まさか、子供、だめだったのか」

森安「咲子は無事だ。傷ひとつない」

恭一「そうか、無事だったならいい。左足?」

森安「折れてる」

恭一「でもいい。これくらいの怪我だったら。それで子供助かったんだし」

森安「咲子が助かったのは俺も嬉しい。だが、難波・・・」


恭一は、間近に迫ってくる森安から「一生聞けないだろう」と思っていた言葉を聞く。



ここさぁ!!
なんで、書いて無いの!!
愛の告白でしょう!?(^0^;)
なんで、言葉が無いのよ!!
もう、色々想像しちゃうじゃんよー!!

あ、それが手か!?


森安「馬鹿みたいに遠回りした分、絶対に幸せにするから。お前がよくなって退院したら、しような・・・SEX」

恭一「馬鹿か・・・」



ヾ(≧д≦)ノ゛さっそくかーい!!
てか、恭一・・・童貞っぽいなー!
当然、処女じゃんね~!!

畜生・・・恭一がバリバリ可愛いんだわ(//^//)=3


退院したその日、新しい部屋に到着してすぐ、恭一を抱きしめた森安。

森安「しよう」

恭一「は?」

森安「ここに戻ったらしようって言ったよな」

恭一「それは、聞いたけど・・・」

森安「なら覚悟はできてるよな」

恭一「おい、待て!」

森安「したい。お前を確かめたい」


間近で見つめる難波の顔は白くて小さくて、とんでもなく綺麗だった。
高校の頃の自分がこの顔を平気で殴りつけていたことが、今となっては信じられない。
大事にしたい。本当に・・・



(*´∀`) 森安、ヒデェ・・・。
Hシーン省きます。


森安「俺は、今すごい幸せだ。でも、もっと幸せになるから、お前と」

このあとは、恭一の子守ストーリー。

Hは淡白ながら、全2回。
絵面の良さとキャラの良さが抜群のせつないストーリーでした。



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ザ・貴腐人

こんにちはv-22

あたしこれ好きなんす^^
いいなあ・・
激しい恋愛もいいけど
こういう普通の恋みたいなのが
ぐっときます

09

05

14:17

魔人ぷぅ

押し付けがましくも無く、友達のスタンスを守りながら、居場所をつくって支え続ける・・・

すごいですよね~。

他の作品のような派手さはないけれど、リアルでありそうなストーリーですよね e-446

09

06

02:37

管理者にだけ表示を許可する

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