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君が涙を溢れさす いおかいつき/ill.高城たくみ

君が涙を溢れさす (幻冬舎ルチル文庫)君が涙を溢れさす (幻冬舎ルチル文庫)
(2007/03)
いおか いつき

商品詳細を見る



【あらすじ】

森末斉は28歳にしてその頭脳で広域暴力団若頭補佐の地位にある。
組長の妻のお供で日本舞踏の公演を観にいった斉は、次期宗家・宝泉道春の舞に涙を流す。
斉は道春に紹介されるが、道春から舞いを極めるために足りない何かを得るため、本名の直哉として友人になって欲しいと頼まれる。
斉の家を訪れる直哉と友人として過ごし始めるが、斉は次第に惹かれ・・・!?
・・・巻末より抜粋。

【関連リンク】

出版社: 【ルチル】幻冬舎ルチル公式HP
小説家: 【ノックアウト王様】いおかいつき先生HP
イラスト: 【KANGAROO KICK】高城たくみ先生HP



エロ度:★★
キャラ度:★★★★
ストーリー:★★★★

攻:宝泉道春(ほうせんみちはる:本名・直哉22歳)
宝泉流宗家の次期宗家。
舞を極めるために15歳で全てを捨て、一般社会から隔絶された生活をおくってきた。

受:森末斉(もりすえせい:28歳)
広域暴力団伊沢組若頭補佐。
15才の時、父親が起こした事件が元で一般社会からはじき出され、結局、企業舎弟という形でやくざの道に。
自分の外見に自信を持っている。

年下攻、ヤクザ受。

エロ一回きり。

ヤクザもののストーリーとしては派手なところ(ドンパチ系)のない、穏やかでまったりとしたストーリー。
お互いが15歳で失ったものを取り戻しつつ、「一緒にいることが一番自然」と感じたことで恋心を自覚していく展開。

とても大好きな作品です。
オススメ。


広域暴力団伊沢組若頭補佐・森末斉はある日、組長の妻・菜摘のお供で日舞の公演に赴いた。

斉「どれくらいかかるんですか?」

菜摘「一時間半くらいかしらね」


内心うんざりする斉だったが、突然舞台の上の男性に眼が釘付けになった。

二十代前半といったところの若い男性の姿は凛々しい顔立ちで、舞台用のメイクなどしなくても目を惹く華やかさがあった。
周囲のうっとりした様子からも、ほとんどはこの男目当てなのだろうと察しがつく。
次第に男の優雅な手の動きなどに心を奪われてしまい、気がつくと、斉の頬に涙が伝っていた。
涙の理由がわからない斉は戸惑い、その場を離れトイレで顔を洗いごまかした。

公演が終わり、菜摘に連れられ楽屋に挨拶に行った斉は、その男・宝泉道春に「夫の部下」だと紹介される。
まかり間違えても、「ヤクザの妻」などとはいえないので、表向きは「会長夫人」ということになっている。


道春「菜摘さんのお連れの方だったんですね」

舞台から斉が座っていた席までは約15メートル。
その距離から道春は斉を見ていたことになる。
おまけに、道春にまっすぐな視線を向けられ、斉は居心地の悪さを感じた。



道春の眼には、菜摘は映っていなかった・・・ということになる。
もう、視線は釘付けだったということですよ。
斉は道春に、道春は斉に。

この時点で、もうズッキューーン!来てしまった魔人様。

運命の出会いなどと口はぼったいことは言いませんが、たしかに視線が外せず困ったことはある。
ただね?自分の直感を信じると「必ずクズ男を捕まえてしまう」モンで、視線が外せない相手と出会った場合は、必死で堪えてる!!
あぁ、もうねぇ・・・しょうがないわねぇ(^0^;)

でもさぁ、男が男を見るときは「力の度合いを計ったり」はしないもんなのかしら?
女だと、ライバルとして見るが基本装備みたいなところあるよね。
「まずは、粗捜し」(^0^;)
男同士って、どうなんだろ?
一度、職場で聞いてみるか。


菜摘に付き合わされた日から一週間後。
斉は仕事で都内でも一、二を争う高級ホテルのラウンジにいた。
「取引相手」との話が終わった途端に同じ組の若頭の座を狙う中西に遭遇した斉は、あわや一触即発か!?とも思える言い争いになった。
しかし、その間に割って入ったものがいた。
宝泉道春だった。


道春「森末さん」

和服姿の道春は声をかけただけでなく、ヤクザの集団に臆することなく近づいてこようとしているのだ。

慌てて斉は中西に、「菜摘さんのご贔屓の日舞のお師匠様」であることを告げ、中西を遠ざけた。
そして、「話しがしたい」という道春と向かい合った。


道春「あの時、どうして泣いてらしたんですか?」


直球ストレート!!
も、もしかして・・・道春ってド天然!?
あかん、ツボにハマる。

見えてたんですねぇ。
っていうか、それがわかるくらいに視線は捉えていたんですね。
こういうのは、一目惚れとは言わないのかしら?


斉「何をおっしゃっているのか、わかりかねますが」

道春「それなら、一緒に稽古場に来ていただけますか?」

斉「稽古場にって・・・」

道春「もう一度、森末さんに私の踊りを見て欲しいのです」

斉「見てどうしろと?」

道春「意見を聞かせて欲しいんです」


道春には悩みがあった。
幼い頃から日舞を中心におくってきた生活の中で、普通の子供とは違っていることに何の疑問ももたなかった道春。
しかし、修学旅行に参加できなかった時にクラスメイトから「かわいそう」と言われたことがあり、その意味を理解できなかったことがずっと胸の奥にひっかかっていた。
くわえて、「踊りに感情が無い」と父親から言われたことがきっかけとなり、スランプに陥っているのだと道春は言う。


道春「今まで踊りしかやってこなかったせいかも知れません。外の世界をほとんど何も知らないんです。私のつたない踊りに涙してくれた森末さんなら、私の知らない世界を教えてくれるのではないかと思ったんです」

斉「申し訳ありませんが、お力にはなれません」


斉は道春の「友達になりたい」という話を一度断ってしまう。



道春の必死さもわかるし、斉の面倒はごめんって気持ちもわかるよな。
ましてや、斉はヤクザなのだから、断って当然というところはあるでしょうね。


菜摘「いいじゃない、つきあってあげなさいよ」

一応、道春に会ったことを報告に行った斉は、菜摘から「ヤクザだとバレるのはマズイけど、道春さんの望むようにしてあげなさい」といわれてしまう。



(^0^;)いや、バレないなんてことは全く無いと思います。
こればっかりはね・・・。
人の口はさがないものだし、宗家ともなれば色んなところから情報は入ってくるだろうし、全て承知の上だと思いますよ。


午後から会社に出ればいいとゆったりとした朝を迎えていた斉の部屋のインターホンが鳴る。
「誰だよ?」と思いモニターを見ると、そこには和服姿の道春が!


道春「菜摘さんから訪ねて行くようにといわれまして・・・」


(o_ _)ノシ☆あはは!!
周囲が固めてる!!
これは、逃げられませんよね~。


斉「それで用件は?踊りを見て欲しいってことだっけ?」

道春「無理を承知ですが、友人になっていただきたいんです」

斉「宝泉さん、あのね」

道春「直哉です」

斉「直哉?」

道春「本名です。宝泉道春は芸名になります。父親には芸名で呼ばれてますが、友人には本名を呼んで欲しいんです」

斉「あぁ、そう・・・それで直哉さん」

道春「直哉と呼んでください」

斉「わかった、わかった。それで直哉、友達になったとして、俺は何をすればいい?」


訊ねられた直哉は返答に困った。



そうこのあたりで二人の共通点が見つかるんです。
日舞に明け暮れ、高校進学をせずに一般社会から隔絶された世界で生きてきた直哉。
そして、父親が酒に酔って起こした事件で家庭が崩壊し、それまでとは全く違う裏社会を歩くことになった斉。
この二人の共通点は、15歳で人生の岐路に立たされ、15歳で一般社会からかけ離れた生活を送り、「友人と遊んだ」という記憶すら皆無な人生を送ってきたこと。

似ているようで、実は方向性は180度違うもの。

日舞に没頭するあまりに他人との接触が少なく、感情が欠落している直哉。
そして、生き残るために絶えずいろんなことを頭の中に思い浮かべ、頭を空っぽにすることがない斉。

この二人が、本当に融解点を見つけられるもんなんだろうか?
と思っちゃうんですけどね(^0^;)


二人の「友達ごっこ」は実に他愛無いものだった。
映画に行ったり、公演でコンビニ弁当を食べたり。
だが、そんな付き合いすらも二人は新鮮で、他には無い穏やかな時間を過ごせる大切なものになっていた。

ある日、直哉は隠れた稽古場に斉を案内した。
宗家の稽古場がいっぱいのときに使っている、自分専用の稽古場だという。
ラジカセで曲をかけ、踊る直哉を見つめる斉の頬には、また涙があふれ出ていた。


直哉「どうぞ」

差し出された白いハンカチをひったくるようにして涙をぬぐう斉。


斉「なんでだよ!?」

直哉「私にもわかりません。だから、わかるまで何度でも見ていただけませんか?」

斉「時間があったらな」

直哉「よかった。森末さんが日舞を嫌いにならないでいてくれて。できれば好きになってくれると嬉しいんですけど」

斉「嬉しいって思うんだ?」

直哉「不思議ですね。森末さんといると、嬉しいと思うことが多いんです」



あぁ~マッタリ~(´∀`人)
もうねぇ、二人とも愛しくてたまんないのよ。


二人に感情の変化が訪れる。
斉は直哉に会いたくて仕事中も気がそぞろになることが多くなる。
一方、直哉は頻繁に訪れてくれる斉のために、稽古場に小さい冷蔵庫を置いた。
付き人になんでもしてもらうことが当たり前だった直哉に、「斉のために何かしたい」という心が芽生え始めていた。

そんな時、事件が起こる。
伊沢組若頭が心不全で亡くなり、その跡目を斉は中西と争わなければならなくなったのだ。
武闘派の中西と、経済力で組を支える斉。
結局は組長が決めることなんだろうが、中西が何かを仕掛けてくることも考えられる。
そんな中、中西は斉に「宝泉流次期宗家・道春」のことを持ち出し脅しをかけてきたのである。

「ヤクザの争いに巻き込みたくない」

その気持ちが斉に決断させた。


斉「もう、お前に付き合ってやることが出来なくなった。仕事が忙しくなったんだ」

直哉「嘘ですよね?」

斉「嘘じゃねぇよ」

直哉「だったら理由を言ってください」

斉「いう必要ねえよ。お友達ごっこも充分だろ」

直哉「嫌です」


直哉は斉を後ろから抱きしめる。
斉は、その腕を振り払うことすら出来なかった。



このシーンのイラストは必見です!
めちゃくちゃいいイラストなんですよ~。
「後ろから抱きしめる」ってのがもうどうにも切なくてですね・・・
スキャンしてデスクトップ飾りたいわ!!

そういえば、イラストの高城先生ってばですよ?
作品中に必ず1枚ギャグシーンを入れてきますよね?
(^0^;)私、過去に大爆笑したイラストがあったんだよね。
別の小説家さんの作品だったんですけど、あまりに面白かったそのイラストを何度も見返しちゃって、本に開きグセをつけてしまったことがあるんだよね。
その大爆笑作品も二度目の入手に成功しましたので、近日中に感想UPする予定です。
そして、今回もやらかしてくれました、高城先生!!
それは、斉が直哉から踊りを教わるシーン!
てか、教わろうとしたところが既に笑えるんだけど、顔面蒼白の斉の表情に大爆笑!!
ま、そこんところも必見!ってことでひとつ。


そして、慌てて直哉に「もう付き合ってやれない」と別れを告げに行った斉ですが、斉は肝心なことを忘れております。
きっと、直哉を大切に思うあまりに、思考回路が繋がらなかったんでしょうね。

直哉との付き合いの始まりは、組長の妻・菜摘の命令だったはず。
もし、中西がこのことを公にしようもんなら絶対に菜摘は黙っていないと思うんです。
だって、道春の機嫌は損ないたくないだろうし、ヤクザだということまで日舞の関係者にバレてしまう。
実際は、直哉は実母から聞いていてヤクザだと知っているらしいんですが、そのことでとやかく言う人間ではないことがわかってます。
怖いのは、菜摘と同様に日舞を習っているお弟子さんたちに知られることですね。
いっそのこと、「中西が道春のことで脅しをかけてきた」と菜摘に言ってしまったらどうだろうか?と思うんだが。


斉の様子を気にした組員も、「直哉がらみで何かが起こっている」「中西が脅しをかけて来たに違いない」ということを察し順序だてて説明し、「中西の脅しは意味の無いこと」を斉に諭す。
そこで斉もやっと冷静になり、菜摘に話しをつけた。


角田(組員)「兄貴、もう1人、安心させてあげないといけない人がいるようですよ」

角田の視線を追って窓際に立つと、事務所の前に直哉が立っていた。


角田「兄貴のことだから、迷惑をかけないように、もう会えませんってなことを言ったんじゃないですか?」

角田「ま、俺らも意外でしたけど」



Σ(=゜ω゜=;ノ)ノうひょ~もしかしてバレてる!?


斉「なんの話だ?」

角田「まさか、兄貴が日舞を始めるなんて」



あ、そっちかい!!( ゜∀゜)o 彡
なんだか、ここの組員おかしいぞ。わかってんだか、わかってないのか、時々怪しい会話してるよな。
っていうか、斉が恋心をはっきりと自覚したのはこのときよ。
周囲のことも、経緯もみんなぶっ飛んじゃったくらいだからね~。
そりゃ、自覚せんほうがおかしいって。
まぁ、再びの後ろから抱擁などがありまして、萌え萌え状態ですが、そこはすっとばし。


直哉「森末さんって初恋はいつですか?」

斉「急になんだよ?」

直哉「多分、私は今がそうなんだと思います。私は初めて、家族以外で大切だと思える人に出会いました」

斉「それは、お前の錯覚だ。初めて触れた外の世界が新鮮だっただけだ」

直哉「本当にそうだと思いますか?これまでにも色んな人と出会いましたが、自分から声をかけたのは森末さんが初めてだったんです。思えば、きっと見た瞬間から他の人とは違っていたんでしょう」




ヤクザに常識などあってたまるか!


好きだと自覚した相手にここまで熱烈に告白され、冷静でいられるほど斉は枯れてはいなかった。
斉は直哉の襟首を掴みぐっと引き寄せた。
久しぶりのキスは年下の男とかわした。



あぁ、これまたいいシーン (´∀`人)
その直後、初エッチに突入するんですが、これがまた・・・。
なんせ、直哉は童貞♪
斉も男の経験はなし。
しかも、直哉にはもうすぐ発表会が待っている。


直哉「あの、私がしても?」

斉「お前、もうすぐ発表会あるしな」

直哉「ありがとうございます」



あぁ、「ありがとうございます」っていい言葉だよなぁ~。

初エッチ一回きりの作品ですが、淡白すぎず、エロ過ぎず。
お互いを確認しながらことを進めているような感じで、好印象。

ヤクザもののストーリーだと、やたら陵辱系が多かったりするので、意表をついたHシーンかも知れません。

あぁ、本当に大好きだ、このストーリー。

(*^人^*)ごちそうさま。

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