Loin d' ici Est-ce que c'est loin d'ici ?
![]() | 必殺仕置人 VOL.3 [DVD] (2002/02/06) 山崎努、沖雅也 他 商品詳細を見る |
第7回:「閉じたまなこに深い渕」
【あらすじ】
金貸しの清原検校を肉親のかたきと、お糸が切りかかった。
主水が仲に入り、観音長屋に預けるが奉行の命令でお糸は検校の仕置きに差出すことになった。
めくらの検校は人違いだったのか。
敵討ちの依頼に、鉄らが動き出した。
検校の盲目がほんものか、と探るのだが確証が?めない。
いったんはお糸を救い出すが、検校の用心棒政五郎に殺されてしまう。
検校は側女中のお菊も殺す。
好色の検校がお菊のかわりに狙ったのはおきんだ。
色仕掛けで接近したおきんは、とうとう検校の目が、コイのうろこをはめたニセめくらであることを突きとめた。―――
・・・GYAO放映時「映像情報」より
吉原の通りで、流しの三味線引きのお糸が、金貸しの清原検校に切りかかった。
丁度そこを通りかかった中村主水がお糸を引き剥がし、未遂でおわったのだが、後日、お奉行様から「お糸を検校に差し出す」といわれてしまう。
奉行所に引き渡さず観音長屋に匿っていた主水は、お糸から清原検校を襲った理由を聞く。
数年前、家業である薬問屋をたたみ、千両ものお金を持って江戸に越してきたお糸たち家族。
その理由は、生まれつき目の見えない兄を検校にするためだった。
ところが、付き添いで使用人だった弁蔵がいきなり出刃包丁でみんなに切りかかり、お糸以外の家族を全員殺害、金子を持って逃げ出したのである。
その弁蔵と清原検校が、全く同じ顔なのだという。
ひとつだけ違うところが、清原検校の目は白内障を患ったかのような真っ白な目をしていることだけだった。
お糸「中村様、どうぞお縄を・・・」
主水の手によりお糸は清原検校の屋敷に引き渡された。
仕置き人一行は、清原検校の目が本当に盲目なのか調べることに。
その結果、清原の目は魚のウロコを貼り付けて偽装していることが判明する。
あー、「検校」という地位のことを初めて知りました。
最初にこの役職が出来たのは鎌倉時代のことなのでそうで、功績の有った人物が盲目であったために作られた地位なのだと。
検校の地位に上り詰めた人物の一覧がwikiに掲載されてますが、圧倒的に音楽関係者が多いようですね。
ちなみに、「座頭市」の「座頭」は、「検校」よりいくつか下の最下位の地位になるそうで。
それでも、地位など持たぬ人の方が圧倒的に多かったでしょうが・・・。
そして時代は江戸時代に入り、お金で検校の地位が買えるという時代に移った---。
という風刺も込められているのかな?
お糸さんを助けてあげたかったです(。´Д⊂)
今回、何の仕置きもしなかった主水にも分け前があったことについて、理由がわかりませぬ。
主水も「俺がもらうわけにはいかない」と言ってるのに・・・。
ある意味、形見分けもしくは、痛みわけなのかな?と思ったり。
やぁ、この回は勉強になりました(^^;)
やっぱり、知らないことを知る楽しみって、いくつになっても忘れないモンですね。
スポンサーサイト
花mame様@魔人ぷぅ
> こう言う娯楽時代劇も 色々な勉強になりますねえ。
そうなんですよね~。
時代劇を見ていると、時々「ん?」と疑問がわいてくることがあるんで、その都度調べたりしてるんですけど、ホント勉強になりますよ。
昔は何気なく観ていたものでも、詳細を知れば面白さ倍増!
> 目に魚のウロコを貼り付けて盲目のふり、と言うエピソードを
> これって 今で言う白内障なんでしょうかね。
白内障をよそおってるんでしょうねぇ。
江戸時代のカラーコンタクト?(^0^;)
最初に思いついた人はスゴイなぁ!って感心する。
06
12
22:24
この記事のトラックバック URL
http://loindici.blog39.fc2.com/tb.php/4335-1b92af5a
花mame
おはようございます。
なるほど~検校と言う役職は 初めて知りました。
座頭と言うコトバは知っていても 実際 どんな地位なのかとか
詳しいことは何も知りませんし・・・。
こう言う娯楽時代劇も 色々な勉強になりますねえ。
このお話は知りませんが
目に魚のウロコを貼り付けて盲目のふり、と言うエピソードを
何かで見たような気がします。
これって 今で言う白内障なんでしょうかね。
06
12
09:45