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あしながおじさん達の行方 今市子

あしながおじさん達の行方 (花音コミックスミニ)あしながおじさん達の行方 (花音コミックスミニ)
(2005/12/27)
今 市子

商品詳細を見る



【あらすじ】

施設育ちで両親の顔も知らない春日には、月に一回手紙をくれ、匿名で学費援助してくれる五人の「あしながおじさん」がいる。
高校受験にも合格し、一言お礼が言いたいと、彼らを探すうちに、「あしながおじさん」の一人が住んでいたらしいマンションの管理人・夏海にたどり着く。
謎に包まれた五人の顔がだんだんはっきり見えてきて、残るはあと一人。
・・・ついに全員そろう!?

今市子が描くミラクル・ヒューマンドラマ完全版。
巻末描き下ろし入り。

・・・巻末より抜粋。

【収録作品】

「あしながおじさん達の行方」
「おでかけリカちゃん」

【関連リンク】

出版社: 【web HANAOTO】 芳文社花音公式HP
漫画家: 【今市子】HP無し



これは、読み応え充分な作品ですよね。
実は、前回は単行本の方を全巻持ってたんです。
で、オクで売り飛ばした後、文庫化で買ったと。
それも、一度オクで売り飛ばして・・・
また、買いなおした・・・。

(^^;)ま、いつものことですわ。
邪魔になるんで売るんだけど、また読みたくなって買っちゃうんだよね~。


寮母「本当は秘密にする約束だったけど、ちゃんとお礼を言うのよ?」

施設で育った吉岡春日には、毎月一度の手紙と学費を援助してくれる「あしながおじさん」がいる。
学費は大学に通えるまでの充分な額があるのだが、春日はせっかく合格した高校にも行かず就職するつもりで、そのことを伝えに「あしながおじさん」こと松島太一郎に会いに行く。

しかし、尋ねたマンションの部屋には「山本恭平」という男性が住んでおり、「松島太一郎という人物は知らない」という。
だが、恭平も恭平の妻も春日を見て、驚いた表情を見せた。

春日はマンションの管理人・鈴木夏海に「松島太一郎」のことを訊ねるが「もう既に引っ越した人物」だということが判明する。
だが、夏海の文字に見覚えがあった。
その筆跡は、月に一度「あしながおじさん」から届く手紙の筆跡と同じだった。

すぐに「松島太一郎」が本物の「あしながおじさん」ではないことがバレてしまう。
恭平と夏海の言い分は「過去、同じ施設にいたことがあったから」。
恭平の妻・薫は「恭平さんに便乗して・・・」という。

そこに春日と同じくらいの少年・ヤスヒロが現れ、「なっちゃん、好きだー!」と夏海を押し倒しにかかる。

「高校に行かずに働く」という春日と「なっちゃんと一緒に暮らしたい」というヤスヒロ、そして夏海の共同生活が始まる。



あはは(o_ _)ノシ☆馬鹿だなぁ、ヤスヒロ。

うん?
これも、BLだかそうじゃないのかわからないBLレーベレから出た作品ですね(^^;)
や、一応ラブストーリーもあるから、BL作品としてみていいのかな?

本当はズバズバッ!とネタバレさせたいところなんですけど、そんなことしてたらかなり長引いちゃうので、要点だけパパッ!っと。

実は【あらすじ】にある通り、春日の「あしながおじさん」は全員で5人です。

鈴木夏海:このマンションの管理人。恭平とは施設時代からの幼なじみ。
山本恭平:サラリーマン、春日と同じ施設にいたことがある。
秋吉薫:サラリーマン、このマンションに入る時は女装で、恭平の妻と呼ばれている。
高野貢:認知症の老人。昔は、産婦人科医だった。
吉本純:主婦。十年ほど前に、子供を亡くしている。

以上が「あしながおじさん」の正体です。

それ以外に、かかわってくるのが・・・

内藤ヤスヒロ:春日と同じ歳。夏海はヤスヒロの3番目の父親。
リカちゃん:ゲイバーのママ。恭平・夏海の高校時代の恩師。
山本静:山本恭平の妻。

他にもイロイロといるんですけどね~。
こんなに分厚い本なんだもん。
もう、そりゃたくさん。

恋愛の方面では・・・

静→恭平⇔薫、ヤスヒロ→夏海 夏海(⇔)恭平


あー、恭平と薫は不倫ってことですわね。
すごく大モメします。

そして、夏海と恭平の仲ですが・・・
高校のときから、お互い好きだったことをずっと隠してたという関係でした。

ヤスヒロ→夏海に関しては、多くの男の間を渡り歩いたヤスヒロの母親が結婚したのが5回。
その3度目の父親が夏海(当時大学生)で、ヤスヒロにとっては「唯一自分を殴らなかった父親だった」と。

ところが、後に・・・ヤスヒロは春日に気持ちが移行し始める。

夏海⇔春日については、春日は漠然と・・・。
夏海は「恋愛」という意味でなく、もう春日が愛しくて仕方ない感じ。

その理由が、春日の出生の秘密にあるんですわ。
あの5人の「あしながおじさん達」も偶然集まった5人ではなく、薫を除く4人が春日の出生の秘密にかかわってるということになる。

ネタバレ率高いですが、イキます!


マンションの管理人をしている夏海の部屋から同じ高校に通う春日とヤスヒロ。
実は「あしながおじさん」が5人だったことを知る。
その中の一人、認知症の老人・高野貢と遭遇するが、認知症であるために何の話も聞き出せなかった。
だが数日後、高野貢が他界したという知らせを受け、葬儀に参列した春日とヤスヒロは、最後の「あしながおじさん」吉本純という中年女性に遭遇する。
話こそできなかったものの、吉本純は春日の姿を見て、驚いた表情を見せた。

春日は、吉本の家を訪ねる。
見覚えのある建物、庭。
教えられずとも身体が覚えている、間取り。
「吉本純が母親なのか?」
しかし、当の本人の言い分はこうである。


吉本「うちの息子・隆史が3歳の頃、風邪だと思って病院に連れて行かなかったら、命を落とすことになってしまって・・・」

「同じ頃、同じ病院で見かけた春日が施設に入ったというので援助することにした」というのである。

ところが、事故で入院した恭平の見舞いに行った春日は、実の父親である吉岡と出くわすことになる。
そこでわかったことは、恭平と春日が腹違いの兄弟であるということだった。
だが、当の吉岡は・・・


吉岡「俺の息子は3才の時にインフルエンザで死んだ」

という。

吉本の家で聞いた話と同じ内容に、春日はことの真相を知るため再び吉本家へ。
一方、違うルートで春日の出生の秘密に気付いたヤスヒロは、高野産婦人科へ。

そこで明かされた真実は、こうである。

吉岡の妻が命と引き換えに産んだ子供・恭平だったが、紛争地帯を回るカメラマンだった吉岡には育てられずに施設に預けていた。
「いつか必ず一緒に暮らそう」
そして、度々施設を訪れていたのだが、施設に入所していた鈴木春美(夏海の姉)と恋に落ちてしまう。
すぐ子供(春日)ができたため、吉岡は恭平を引き取ることが出来ず、山本家に養子に出した。

ところが出産の際、高野産婦人科で吉岡春日と吉本隆史を取り違えてしまい、春日は吉本隆史として吉本家で育ち、吉本隆史は吉岡春日として育てられるのである。

吉岡春日(本当は隆史)が死んだのは3才の時。
カメラマンの夫が不在がちで寂しかったことと、まだ遊びたい盛りの少女だった春美は、風邪気味の子供を置いて遊びに出かけてしまう。
帰宅すると春日(隆史)はインフルエンザが悪化して死亡していた。

ところが後日、死亡診断書に書かれてあった春日(隆史)の血液型がA型とあり、夫妻ともにB型の間には生まれ得ない子供だということが判明する。
吉岡は春美の浮気を責めるが、身の潔白を明かしたい春美は、「高野産婦人科で子供の取り違え」があったことを突き止め、吉本家で隆史として育てられている春日を奪ったのである。

あまりに常軌を逸脱した行動に、吉岡夫妻は離婚。
春美が春日を引き取るが、すぐに育てられなくなり、施設に預けた。



鈴木夏海:春日の叔父。夏海の実姉が春日の実の母親。
山本恭平:春日の腹違いの兄。父親が夏海の姉と再婚し、春日が生まれる。
高野貢:春日と吉本の子供をとりあげた産婦人科医。
吉本純:春日を自分の子供と思い、3歳まで育てた仮の母親。


恭平がね?
腹違いとはいえ、春日を少なからずも憎んでいた理由。
「春日が生まれたせいで、俺は施設を出られなかった」というシーンあるんだわ。
これがねぇ、ちょっとせつない。
あとで、少しばかり改心するんだけどね。
そりゃそうだ。春日に罪は無い。

そして、夏海が春日を「絶対に手放さない!」という理由。
「ずっと好きだった恭平との唯一の繋がりを持てるものだから」というのも、すごく切ないんだよねぇ(゜ー゜;)
でも、夏海はそれだけじゃなかったんだよ・・・
夏海は、姉・春美をとても大切に思ってた。
その忘れ形見でもあるんだよね。

もちろん、吉本家も春日のことを今でも大切に思ってくれている。
ただ、「春日君に執着すると、墓に眠っている隆史が可哀想だから」という。

恭平の養い先である山本家も「恭平と兄弟なのだし、春日君さえよければウチに来てもらって・・・」という位の人たちだし。

春日、愛されてたんだよ(。´Д⊂)

でも、ちょっと怖いなぁ・・・と思うのが、春日の実の母親・春美です。
自分の不注意で春日(隆史)を死なせてしまった。
血液型が違っていたことで、不貞を疑われた。
身の潔白を明かすために子供の取り違えを暴いて子供を取り戻す。
って行為が、結局「自分の失態を別のもので埋め合わせした」だけじゃない?
それで、離婚寸前の夫婦関係を取り戻せると思ってたの?って感じなんだが・・・。
だって事実、子供一人死なせていることにはかわりないですし。


吉岡「水は血よりも濃いんだよ。俺の息子は、死んだ春日1人だけだ。春美は死んだよ、5年前に」


この言葉にキレたある人物が、吉岡を包丁で刺してしまう。



さて、誰が吉岡を刺したのでしょうか?

ここが最重要ポイントだと思って、ネタバレ率98%でおおくりしました。

このシーン、泣けた(。´Д⊂)
めちゃくちゃ、いいシーンだった。

それにしても、インフルエンザで亡くなった隆史君(春日として育てられてた)が可哀想(。´Д⊂)
親になるには、あまりにも未熟な両親のところで育てられるなんて・・・

この作品のせめてもの救いは・・・
春日が、この父親に何の感情も持ち合わせていなかったところやんねぇ(゜ー゜;)
母親・春美のことを知ったのが、実の父親である吉岡に会ったあとのこと。
それまでは「誰が父親ともわからない子を宿して、育てられなかったから施設送りにされた」としか思ってなかったモンだから、父親のことなんか春日の頭にはなかったんですよね。
なので、あまりショックを受けてないのが、よくわかる(爆)

こうして書いていくと、主人公は春日ではなく「あしながおじさん達」だったんだなぁと(^^;)



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